在日语里有很多词都与中国古典历史有不可分割的关系,今天我们来一起学习一个日语中最常见的词:「せっかく」了解它背后的小故事。
「せっかくお会いできたのに、ほんの少ししか時間がさけなくて申し訳ありません」
好不容易能见到您,却只能腾出这么点时间很抱歉。
この「せっかく」を「切角」と書くのは間違いです。正しくは「折角」と書きます。
「せっかく」写作「切角」是错误的,正确的写法是「折角」。
「せっかく」は、そのことに充分に努力を払ったり、期待したりしていた気持ちを強く表すことを意味する言葉です。
「せっかく」的意思是表达充分努力过,一直期待着某件事的感情。
敵対する人間関係を意味する「角つき合わせる」、嫉妬の感情をあらわす「角を生やす」など、「角」を用いた日本語は少なくありません。
在日语中「角」经常会被用来表达敌对的人际关系例如「角つき合わせる(针锋相对)」,或是表达嫉妒的感情例如「角を生やす(嫉妒、吃醋)」。
では「せっかく」は、どうして角を「折る」で「切る」ではいけないのでしょうか?
那么,为什么「角」搭配的动词是「折る」而不是「切る」呢?
それを理解するためには「折角」の由来を知っておく必要があります。
为了理解这个问题,我们有必要了解「折角」的来源。
「折角」的来源
これは「漢書」の故事から由来するという説。
这种说法是说「折角」是来源于《汉书》中的故事。
朱雲という人物が手ごわいことで有名な五鹿の論客・充宗と論争し、これに勝った時の話。
讲的是有一个叫朱云的人,人们都说是个厉害的人物,所以当时有名的五鹿论客充宗与其比赛论辩,最终朱云取得胜利。
周囲の人は「お見事、鹿の角を折ったり」と賞賛しました。このことから、苦労して何かをすることを「折角」というようになったといいます。
周围人赞赏他“干得漂亮,折下了鹿角。”因为这件事,历经辛苦努力做成了一件事情就被称为「折角」。
最后,与「せっかく」比较相近的一个词就是「わざわざ」,两者都可以表示特意,但值得注意的是「わざわざ」还可以表示故意,某事不用做也可以,却故意做了,稍带贬义色彩。