結論を先に。
先说一下结论。
むずかしく考えないほうがよいでしょう。「こんな」と「こういう」はほぼ同じ意味です。「こういう」のほうが少し丁寧という違いがあります。
不要考虑得那么复杂比较好。「こんな」和「こういう」大体上是相同的意思。区别在于「こういう」比较郑重。
さらに言うと、ほぼ同じ意味で「こういった」「こうした」「このような」という言葉もあります。
再要说的话,大体意思相同的还有 「こういった」「こうした」「このような」这些词。
丁寧さで考えると、だいたい下記くらいになります(あくまでも「だいたい」です)
从郑重度方面考虑,它们的区别大致如下(只是“大致”的参考)。
こんな < こういう ≦ こうした ≦ こういった < このような
いわゆる「こそあど言葉」は、すべて同じような傾向があります(「どうした」は別の意味になります)。
也就是说「こそあど词」都有相同的倾向(「どうした」是别的意思)。
そんな < そういう ≦ そうした ≦ そういった < そのような
あんな < ああいう ≦ ああした ≦ ああいった < あのような
どんな < どういう ≦ ×どうした≦ どういった < どのような
このように丁寧度に違いがあるので、用法が微妙にかわってきます。
像这样在郑重程度上有所区别,用法也就微妙的有变化。
[使い分け]
用法区别
• 【1】「こんな」が、対象を身近に感じている表現であるのに対して、「こういう」「このよう」は、「こんな」よりも客観的である。したがって、「こんな人とは思わなかった」と「こういう人とは思わなかった」をくらべると、前者は、「人」に対する話者の感想(いい人だ、腹黒い人だ、など)を意味し、後者は、「人」の状態の説明(自分に親切にしてくれた、自分にいじわるをした、など)を意味する。
• 【1】与切身感觉到对象的「こんな」相比,「こういう」「このよう」更加客观。因此,「こんな人とは思わなかった」和「こういう人とは思わなかった」相比的话,前者是表示了说话人对“人”的感想(比如是个好人,或者是个腹黑的人等等),后者则是表示对“人”的状态的说明(比如对自己很亲切,或者欺负了自己等等)。
• 【2】対象への身近さはマイナスの評価を伴いやすいので、「こんな人」といった場合、ほめる意味ではなく、けなす意味になることが多い。
• 【2】贴近对象的表达容易伴随着负面的评价,因此在说「こんな人」的时候,不是褒义,表示贬义的意思比较多。
• 【3】「こんな」は、語幹がそのまま連体形の働きをするので、連体詞とすることもあるが、接続助詞「ので」「のに」が下につくときは、「こんなな」の形をとる。
• 【3】「こんな」的语干起到连体形的作用,因此也有做连体词的时候,在后面接接续助词「ので」「のに」的时候,用「こんなな」的形式。