「敷居が高い」の意味は?
「敷居が高い」是什么意思?
読み:しきいがたかい
读音:しきいがたかい(shi ki i ga ta ka i )
1.不義理や相手に迷惑をかけたためその人に会いにくい・家に行きにくい
1.因为欠了人情或给对方添了麻烦,所以不好意思见到对方・无法登门拜访
2.高級で入りにくい
2.因为(场所)高级,不敢轻易进入
2つの意味がありますが、本来は1番の意味で使われていた言葉です。
如今「敷居が高い」有这两种意思,但原本只有第一种意思。
2番の意味の「高級で入りにくい」は、2016年まで誤用とされていましたが、 2017年からは広辞苑にこの意味が追加され、正しい意味として認められています。
第二种意思“因为(场所)高级,不敢轻易进入”到2016年为止,都是错误用法。2017年,这种意思被《广辞苑》追加,被认定为正确的释义。
图中就是用了第二种意思
「敷居が高い」の語源
「敷居が高い」的语源
「敷居が高い」の「敷居」とは、家の玄関入口の横木(横に倒した木)のことです。最近ではフラットな玄関構造が増えていますが、昔の家は外からやってきて玄関から中に入る際に、周囲より高さのある横木をまたがなければなりませんでした。
「敷居が高い」中的「敷居」指的是家里玄关入口处的横木(横放着的木头)。近来采用无门槛玄关结构的房屋在不断增加,但以前的房子,从外面经过玄关进屋时,必须跨过比周围高出一截的横木。
つまり、外から中へ入るためにはその障害物のような横木をまたぐ必要があるのです。
也就是说,想要从外面进到屋内的话,需要跨过像障碍物一样的横木。
しかし、 迷惑をかけた相手の家の横木は気まずくてまたぎにくい・入りにくいということから、相手に会いにくいということも「敷居が高い」と表現するようになりました。
而自己若给他人添过麻烦,那往往会因过意不去,难以跨过此人家中横木、怯于登门拜访。因此,用「敷居が高い」来表示“不太好意思与对方见面”的意思。
用例:あれだけ良くしてもらったのに卒業以来会っていないから、今更会うのも敷居が高いな。
例句:他很照顾我,但我毕业之后再也没和他见过面,现在都不太好意思与对方见面了。
「敷居が高い」は「困難」ではない
「敷居が高い」不等于「困難」
意思区别:
「敷居が高い」:因为人情上做得不到位,所以不好意思见到对方・因为(场所)高级,不敢轻易进入。
「困難」:做某事很困难。
原因:
「敷居が高い」:给对方造成了麻烦・价格太高。
「困難」:无特殊限制。
使用场合:
「敷居が高い」:只能用于描述被自己麻烦过的人或高级场所。
「困難」:无特殊限制。
では、以下の例文でニュアンスの違いを比較してみましょう。
那么就用下面例句来比较一下二者的语感差异吧。
男一人でケーキ屋さんに行くのは敷居が高い。
男一人でケーキ屋さんに行くのは困難だ。
1の場合は「敷居が高い」が使われていますので、文脈における正確な意味は「そのケーキ屋さんが高級なため」とも捉えられます。一方2の場合は、単純に男性一人でケーキ屋さんに入るのは恥ずかしいというニュアンスが汲み取れます。
例句1使用了「敷居が高い」,所以这句话的正确意思可以理解为“因为那家蛋糕店很高级(所以男生不敢单独去)”。另一方面,例句2可以理解为“男性觉得单独一人进蛋糕店是很羞耻的事情”。