には書庫内でカビ発生し、数千冊の本に被害が出た。カビは本そのものを傷めるだけでなく、虫の餌にもなる。
調査の結果、外部から持ち込まれる本や、ホコリに付着した虫やカビが、図書館内で増する可能性があることがわかった。
これまでも、虫が見つかった本を取り出し、化学薬品で駆除してきた。二酸化炭素は人や環境への影響も少なく、低費用で済む。書庫に入れる前に、段ボールごと一斉駆除できるのが最大のメリットとうい。
同図書館は、こうしたノウハウをホームページや論文で国内外に紹介している。
( 朝日新聞2010年8月17日付く夕刊による)
(注1)燻蒸する:ここでは、ガスや煙で殺菌殺虫を行う
(注2)閉架:利用者に書棚を開放せず、請求に応じて本を取り出して見せるシステム
(注3)巻物:長い紙に書かれて、巻いて保管された昔の書物
53 この記事によると、国立国会図書館で2010年8月上旬に何が行われたか
1 2006年に虫食い被害がみつかった本に対する一斉調査が行われた。
2 同図書館が保管してきた書籍に対して虫食い被害の一斉調査が行われた。
3 個人や団体が所有していて和紙製の本などの害虫駆除作業がおこなわれた。
4 1930-40年代から同図書館が所蔵していた書籍の害虫駆除作業がおこなわれた。
54 この記事によると、国立国会図書館では本が傷んだ原因をどのように考えているか。
1 外から持ち込まれる本などについた虫やカビ増殖したから
2 本や冊子を入れていた保管ケースの機能が十分ではなかったから。
3 外部から侵入した害虫の駆除のために、化学薬品を使用したから。
4 書庫は人の出入りが少ない、虫やカビの増殖に適した環境だったから。
55 国立国会図書館で行われた作業の方法は以前のものとどのように違うか。
1 以前は二酸化炭素ガスを使用していやが,最近では低費用で人や環境への影響が少ない薬品を使用するになった。
2 以前は問題がみつかった本だけを処理していたが、最近ては新しい受け入れた本について処理するようになった。
3 以前は書庫に入れる前に一冊ずつ処理していたが、最近では書庫内で一斉に処理するようになった。
4 以前は人や環境に有害なガス使用していたが、最近では化学薬品を使用するようになった。
(3)文章を書こうとすると、私たちの心の闇に一つの言葉が光る。その言葉がおぼろげな内容を象徴していて、そこから次の言葉が生まれる気配が感じられる.紙の上にその言葉を書きとめてみる。その言葉によってはじめて自分が何を書こうとしているかが、わかりはじめるのだ。“①混沌からことばへ”とはこの場面を指している。人間の言葉が本当に生きているのはここ
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